にいがた自然ペットクリニック

日々院長が思っていることなどを伝えます

椎間板ヘルニア?本当に?

どうも!たくや院長です!

 

飼い主の肩から落ちてしまったワンちゃん

 

来院時は、後肢麻痺。

触っても全然反応ない(>_<)

神経の反応試験で、つねるとほんの少し後肢が動くて程度

飼い主の話では、左側を下に落ちたとのこと。

確かに左の反応が右に比べると弱い……。

 

この状態は、勤務していた時の私でしたら、

f:id:di-taku:20181217125649j:image

f:id:di-taku:20181217125658j:image

 

椎間板ヘルニアと仮診断し、レントゲンやCT検査、そして椎間板の手術をすすめていたと思います。

 

話をして、検査をして手術となると費用がとか、検査には麻酔がね、

とかいろいろ話をしました。

ワンちゃんは高齢です。歩かせてあげたい、その気持ちもわかります。

しかし、麻酔や手術に耐えられるか?手術後のリハビリもあります。

飼い主さんも耐えられるか?

そういったことまで話をします。 

f:id:di-taku:20181217125841j:image

 

飼い主さんの気持ちは治療効果に影響しますから。

 

結果、悪化していくようなら検査しよう、ステロイドを使いつつ経過をみて

いきましょう。ということになりました。

 

驚いたことに

日に日に良くなっていきました!

私も驚きです!だって後肢が全く反応しない状態から、少しずつ反応がでて

自分の足で起立姿勢を保てるようになって、家の中を小走りするまで回復したの

ですから!

 

勤務時代、後肢麻痺だったら検査して手術まで、というレールがありました。

f:id:di-taku:20181217125946j:image

それに乗っかってました。こうなったら、こうするべき!と。

 

何をやったか?

ステロイドの服用、腰だけを診るのではなく骨盤や後肢を含め全体を診察、クリニック流のマッサージ(腰から骨盤を元に戻すようなイメージ)、手当療法

アセトピュアも使ってもらいました。あと食事。高齢なのでEPADHAを意識して

食事を与えるように指示。

 

で通ってもらっただけ。

自宅では1日安静。1日で反応が出始めましたから。

 

動物が一番自分の身体をわかっていると思います。だから、動きたくなければ動きたくないでしょと。

動かさないのは筋力低下に繋がると考えます。

 

でも、無理はさせないで。

 

人の方で、腰を強打すると歩行が困難になるということが参考になりました。

 

今回はたまたま成功したのかもしれない。

しかし、後肢麻痺=椎間板ヘルニアを疑うというのは、考え直す必要がありますよね。

 

 

新潟市西区|動物病院|にいがた自然ペットクリニック

 

友だち追加